このAlbumはSi-Fi小説の映画化の手法を借りた音楽化した総合芸術。
STARRING…EXTRAS…の記載で出演者とその役名が書かれているのは、映画のエンドロールの様相。DEL自身のSi-Fiコミック・ゲーム趣味はもちろん、1998年にデーモン・アルバーンとコミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットによってすでに立ちあがっていたGolirazへのDELの参加・協力も、このような作風を後押ししたとみられる。
⒈”State of the Nation”
[Intro: Damon Albarn]
It's the year, thirty... thirty
And here at the Corporate Institutional Bank of Time
(時は3030年、ここは時間銀行協会)
We find ourselves reflecting
Finding out that, in fact
(自分たちが映し出すもの/反射するもの/鏡?であることを理解した)
We came back
We were always coming back
(事実、わたしたちは帰ってきた。いつも帰ってきた。)
Blur、Goliraz、Honest John’sのデーモン・アルバーンによる作品自体のイントロ。
未来にも支配者として戻ってくる Sir Damien Thorn VII of the Cockfosters Clan(コックフォースター一族のダミアン トーン7世閣下という役を演じている。輪廻や鏡、そして宇宙観を想わせる。
そして、Deltron ZeroことDel Tha Funkeehomosapienが登場する。シンフォニーとベース、ハイハット、こもりつつ乾いたスネア、タイトなキック、スペイシーなうわモノ・・・ドラムブレイク・・・すばらしい Dan 中村 Automator!
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